無くしてしまった6年間の愛用品


中学受験終わってから旅行で行った関東、それも伯母の家の近くにある横浜のどこか。
子供服売り場で半額になっていたマフラー(半額でも5000円したけど)

中学時はもちろん、高校生になっても使っていたのは「自分の持つお金で買った」という気持ちがあった。
みんなに例え子供っぽいといわれてバカにされても、新しいマフラーを買っても使わなかったのも、そういう気持ちがあったからだと思う。

それを、私の不注意で落として、無くしてしまった。
仕方ないとわかっていたし、古いし、と諦めていた。

中高通して6年間使ったもの。
せめて最後の最後まで使ってやれたら良かったね。
落としてごめんね。
最後まで使えなくてごめんね。

今のもすぐボロボロになるだろな。
でもその時だってなるべく使い続けるよ。
ものは大事にしなくちゃね。ものが生まれた意義は役立つためだから。


無くしてしまったマフラーに、今まで暖めてくれたお礼を。
今からたくさん使うマフラーに、これからも暖めてもらう挨拶を。


バイバイ、今までありがとう。
辛いけど、前に進みます。