ほとんど愚痴かも。

今回は音楽についてしか書いてません。


私には才能は無い。

それはずっとずっと前から自覚していたこと。

でもピアノの前には何時間もいた。


私は特に、ソロの才能が無いと思う。

全然。もう全く。

でも、伴奏はソロよりましなんだろうと思ったのは、某クラリネット奏者の先生に伴奏の腕をほめられたから。

なんやかんや言って、中学顧問も伴奏を一年間、私一人でやらせてくれた。

感謝してる。


ソロは確かに楽しい。

自由に弾けるし、呼吸は自分のものだけでいい。

でも、ソロはやっぱりごちゃごちゃ考えて、舞台の上にいると全く弾けなくなる。

私がソロで上手く弾けたと思ったのはたった二回のこと。

もうピアノをやって12年も経つけれど、それでもたった二回。

小学校の頃も、ずっと「どうして失敗するんだろう?」って思ってた。


逆に、伴奏は失敗したと思うのは、思ったのは一回だけ。

空ちゃんの伴奏で、まるまる四小節抜けたとき。

あれが一番失敗した時。

小学校の時からずっと伴奏をやっていたけれど、あそこまで思いつめたのは二年前が初めて。

同じようなことは、少し前の秋桜さんの伴奏でもやらかしたけど、あの時は全然苦しくなかった。むしろ楽しかった。

そう思えたのはきっと、一度失敗してるからなんだろう。


伴奏は失敗するたびに学んでゆく。

でも、ソロは失敗するたびに学んでもまた次の粗が出てくる。

私に粗がありすぎるのがきっと問題なんだろうけど。

ソロはどうも苦手になってしまった。


だからなんだろうか?

他人の伴奏はあんまり好きじゃない(あくまでも同級生ということで)

特に、ソロで技術だけしか見せることのできない人の伴奏が一番嫌い。

何でだろう?

よく分からないけど、基本技術だけの人は嫌いなんだ。

難しい曲を「弾ける」だけ。そういう人。

ホラあるじゃないか。君の実力ならこれはまだ早いよ、みたいな。

私にも言えることだけどね。特に中学のころ弾いてたの、今弾けないんじゃないかな。考えすぎて。


今回は初めて私は伴奏をしないかもしれない。(クラスでもそういう話は出なかったし、確か技術だけの人がいたから私には回ってこないだろう)

私は歌うしかないんだろう。

だから今年はどこで伴奏しようか考えてる。

クラブでできるのが一番いいんだけど、私は部活にほとんどいっていない。やめるかもしれない。

これを機に「勉強しなさい」ということかな?


耳の聞こえない私は、他の人よりも努力しないといけない。

そうしなきゃ、私には「音楽」ができなくなるから。


ああ、歌いたい。

それよりも弾きたい。

欲を言うと、私はあの自分が弾いて、歌った時の周りとの一体感をまた味わいたい。


それがもう一度叶いますように。


それがもう一度叶いますように。




……私の大きな夢が叶いますように。

30年後に夢見るその夢が。

たくさんの協力が要る、その夢が。