私は鈴を付ける

りんりん とうるさいほど鳴るの

それがあるってことは私が存在することだから

それがあるってことはまだ音があるから


りんりんりん

この音がなくなったとき

私の存在は消えるのね

私の世界も消えるのね


りんりんりんりん

だから私は鳴らし続けるの

「自分」のすべてがまだある証